人気観光地サンフランシスコ(San Francisco)には、見逃すことのできないスポットが無数にあります。当然ながら、どこから見て回るのが良いか迷うこともあるでしょう。そんな時にオススメしたいのが、サンフランシスコの見どころを周遊できる「49マイル・シーニック・ドライブ(The 49 Mile Scenic drive)」です。この観光ルートは、1939年から1940年にかけて開催されたゴールデンゲート国際博覧会の際、この地を訪れる多くの観光客対して、サンフランシスコの魅力を知ってもらおうと1938年にダウンタウン・アソシエーションによって制定されました。

49マイル・シーニック・ドライブは、これまでの長い歴史のなかで何度か見直しが行われており、現在のルートは市庁舎のあるシビック・センターを起点に、サンフランシスコの歴史的、象徴的なランドマークを巡るルートが紹介されています。シビック・センターから全米で最も古いジャパンタウン、そしてダウンタウンの中心ユニオン・スクエア、北米初で最大規模のチャイナタウン、コイト・タワー(Coit Tower)、フィッシャーマンズ・ワーフ(Fisherman’s Wharf)ゴールデン・ゲート・ブリッジ(Golden Gate Bridge)ゴールデン・ゲート・パーク(Golden Gate Park)、ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアム(The Walt Disney Family Museum)などの有名な観光スポットや施設のほか、オーシャンビーチ(Ocean Beach)、ツイン・ピークス(Twin Peaks)といった自然や街の景観を楽しむスポットなど、サンフランシスコを知る上で外すことのできないスポットが凝縮されたルートになっています。

49マイル・シーニック・ドライブを巡る際は、サンフランシスコのダウンタウンを通るため、平日の通勤時間帯など混雑が予想される時間帯を避けて計画をすることをオススメします。最新の道路情報は、ビジターセンターで確認できます。サンフランシスコの魅力が詰まったルートのため、1日では全てのスポットを楽しむことが難しいかもしれません。立ち寄りスポットを決めておくなど、余裕のあるドライブ計画を立てるのが良いでしょう。

The 49 Mile Scenic drive
Web Site: The 49 Mile Scenic drive

photo: ©︎San Francisco Travel Association