ハンティントン・ビーチ(Huntington Beach)は、年間を通じて温暖な気候に恵まれ、太平洋を望む8.5マイルも続く美しいビーチのある町です。世界中からサーファーが集まるサーフカルチャーの発信地であり、USオープン・オブ・サーフィンの開催地としても知られています。
この町の名前は、1900年代初頭に最初に街の開発を手がけた鉄道王ヘンリー・ハンティントンから付けられました。当時は静かな海辺の町でしたが、1920年に石油が発見されたことにより大きな経済発展を遂げました。時を同じくして、オリンピックの金メダルリスト、デューク・カハナモクがこの地にサーフィンをもたらし、現在に続くサーフカルチャーが誕生しました。1960年にU.S.サーフィンチャンピオンシップのテレビ中継によりハンティントン・ビーチがサーフィンの町として世界的に有名になると、石油の採掘は徐々に制限され、美しいビーチが保護されるようになりました。そして、1991年に”サーフシティ USA”が正式にハンティントン・ビーチの愛称として認められました。
ハンティントン・ビーチのランドマーク、ハンティントン・ビーチ・ピア(Huntington Beach Pier)はぜひ訪れておきたい場所です。太平洋へ真っ直ぐと伸びる1850フィート(56.3m)の桟橋からは、青く広がる美しい太平洋の風景が楽しめます。桟橋の先にあるBroad Street Oyster Companyで、美しい海の風景やサーファーの姿を眺めながら、新鮮なシーフードの料理を楽しむのもいいでしょう。
この地のサーフカルチャーに触れてみたくなったら、世界最大のサーフボードのある国際サーフィン博物館(International Surfing Museum)やサーフィン・ウォーク・オブ・フェイム(Surfing Walk of Fame)を訪れましょう。また、時間に余裕があれば、無料で入場可能なハンティントン・ビーチ・アートセンター(Huntington Beach Art Center)に立ち寄り、この地のアートに触れてみるのもオススメです。
ダウンタウンには、ショップやレストトランも多数ありますが、海岸沿いにあるパシフィックシティ(Pacific City)ならショッピングも食事も気軽に楽しむことができます。この施設内にあるフードコート、ロット 579(Lot 579)には、クラフトバーガーやクラフトビールを提供するザ・アメリカン・ドリーム(The American Dream)、棒付きジェラートのポップバー(Popbar)、寿司も楽しめる(Bear Flag Fish Co.)などがあり、おしゃれな空間の中で食事やカフェを楽しめるとあって人気です。
ハンティントン・ビーチは、ロサンゼルス(Los Angeles)からはレンタカーで1時間ほどでアクセスすることができます。サーフィンで賑わうユニークで美しいビーチシティのハンティントン・ビーチへのドライブは、海岸線を走りサンデイエゴ(San Diego)まで行くルートはもちろん、テーマパークを楽しむアナハイム(Anaheim)や砂漠の街パーム・スプリングス(Palm Springs)などと組み合わせて計画してみるのもよいでしょう。
Huntington Beach
Address: 155 5th St Suite 111, Huntington Beach, CA
Web Site: Huntington Beach
photo: ©️Brand USA ©️Visit Anaheim ©️KURUMAG.