ガスランプ・クォーター(Gaslamp Quarter)は、サンディエゴ(San Diego)のダウンタウンにあるおよそ16ブロックにわたって広がるヴィクトリア朝時代の建物と近代的な高層ビルが立ち並ぶサンディエゴの歴史的地区です。1867年、ダウンタウンの父として知られるアロンゾ・ホートンは海運の利便性を活かした”ニュータウン”をこの地に開発。目覚ましい発展を遂げましたが、その後この町は荒廃の時期を迎えることになります。そして1970年代にはいり歴史的美観の保存活動が始まり、町は再生し1980年には国の歴史的建造物登録簿に登録されました。

ガスランプ・クォーターにはビクトリア朝時代の建物を中心に100棟近くの歴史的建造物が保存されています。それらの多くは、博物館、ホテル、レストラン、ショップなどに利用されています。このエリアに現存する最も古い建造物は1850年に建てられたデイビス・ホートンハウス(Gaslamp Museum at the Davis-Horton House Museum)で、この町を開拓したアロンゾ・ホートンの住居だった家が博物館として利用されています。かつては軍の病院や南北戦争の際は兵舎などにも使われたため”ガスランプ・クォーターで最も幽霊が出る家”としても知られています。

素晴らしいフィレンツェ・リバイバル建築で、ガスランプ・クォーターで最初に地元の材料を使って建てられた旧市庁舎(Old City Hall)は、1874年に建築された当時は2階建ての建物でしたが、その後、1888年に改築され4階建ての建物になりました。また、ルイ商取引銀行ビル(The Louis Bank of Commerce building)は、1887年に建てられた4階建てのバロックリバイバル建築です。この美しい建物は、このエリアで最も多くの写真を撮られた建物といわれており、”ガスランプの女王”と呼ばれています。

そのほかにも、町を散策すれば数々の歴史的な建物を見ることができます。この町の歴史や建物に興味がある人やさらに深くこの町のストーリーに触れたい人は、ウォーキングツアーやフォトツアーなどのガイド付きツアーに参加してみるとよいでしょう。

ガスランプ・クォーターは、ダウンタウンにほど近く、周辺にはホテルなどの宿泊施設が多数あります。またレストランやエンターテイメント施設、ブティック、スパ、サロン、ファインアートギャラリーなどが数多くあり、地元の美味しい食事、クラフトビール、ブティック巡り、ライブ演奏などを楽しみに深夜まで地元の人々や観光客で賑わっています。夜に照らし出されるビクトリア朝時代の建物を眺めながら、ルーフトップバーなどでクラフトビールやワインを楽しんでみてはいかがでしょう。

サンディエゴ周辺エリアの観光スポットへのアクセスもよい場所なので、まずはガスランプ・クォーターを訪れ、カリフォルニア初期のサンディエゴ体験からカリフォルニアのロードトリップをスタートしてみるのもオススメです。

Gaslamp_Quarter
Address: 410 Island Ave, San Diego, CA
Web Site: Gaslamp Quarter

photo: ©︎Brand USA