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State Route 190 | 世界屈指の過酷さを誇る広大な砂漠地帯走るメインルート
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State Route 190 | 世界屈指の過酷さを誇る広大な砂漠地帯走るメインルート

海岸線、ワインディングと並び、カリフォルニアならではのロードトリップを楽しませてくれるのが砂漠地帯です。ここには近隣4州にまたがる35000㎢もの砂漠、モハベ砂漠があり、その北部に位置するデスバレー国立公園(Death Valley National Park)はカリフォルニアを代表する国立公園のひとつとして知られています。3000m級の山に囲まれたこの盆地は、最も低い場所で海面下86m。強い日差しによって温められた空気がこの深く乾燥した盆地のなかで滞留することで夏場には凄まじい気温にまで上昇します。世界最高気温もこの地で記録されたもので、その温度は56.7℃。これは1913年に記録されたものですが、毎年7月ともなれば当たり前のように50℃を超える日が続く場所です。北米はもとより地球上で最も過酷な気候といえる場所がここカリフォルニアにあり、クルマがあれば誰もがこの地へ簡単に訪れることができます。

デスバレーへのロードトリップにおいてそのメインロードとなるのがSR-190(ステート・ルート190)です。この道はシェラネバダ山脈を隔て2つのパートに分かれていますが、その西側はオランチャを起点にデスバレージャンクションまで130マイル(約209Km)、デスバレー国立公園の真ん中を走っています。オランチャからSR-190に入るとすぐにデスバレーらしい砂漠が目の前に広がります。そして約40分で最初の目的地であるファーザー・クロウリー・オーバールック(Father Crowley Overlook)へと辿り着きます。ここは深い谷を見下ろす高台にある展望エリアで、デスバレーの西側エリアを一望することができます。また、この展望台のすぐ脇は米国空軍の演習場となっており、深い谷間を駆け抜ける戦闘機の姿をほぼ目線の高さで見られることでも人気のスポットになっています。

ファーザー・クロウリー・オーバールックからさらにSR-190を進んでいくと砂漠のオアシスのごとく、ホテル、カフェ、ギフトショップ、ガソリンスタンドのあるストーブパイプ・ウェルス(Stovepipe Wells)があり、そのすぐ先には不思議な光景が広がるメスキートフラット砂丘(Mesquite Flat Sand Dunes)が現れます。

さらに20マイル(約32km)ほど進むとファーニス・クリーク(Furnace Creek)へ。ここはデスバレーのド真ん中にあるリゾートで、ザ・ランチ(The Ranch)、ザ・オアシス(The Oasis)、そしてザ・イン(The Inn)といったホテルがあります。特別な宿泊体験をしてみるなら、このような砂漠の中心にあるホテルに注目してみるのも面白いでしょう。

ファーニスクリークからさらにクルマを進め、バッドウォーター・ロード(Badwater Road)で右折すると18マイル(約29km)ほどで、バッドウォーター・ベイスン(Badwater Basin)に到着します。ここではぜひクルマを止め、広大な塩湖を徒歩で楽しんでみましょう。そして再びSR-190へと戻り30分ほど走るとこのルートの終点となるデスバレージャンクションに到着します。デスバレージャンクションまで辿りつけば、すぐ先はネバダ州。ラスベガスまで1時間40分ほどなのでさらに足を伸ばしてみるプランもオススメです。

期待を裏切ることのない広大な砂漠の風景、そして想像を越える暑さ! デスバレーへのロードトリップは決して他の地域では体験することのできない素晴らしい旅になることを約束してくれます。暑さ対策を万全にして、この世界一過酷な場所へのロードトリップを楽しんでみてはいかがでしょう。

State Route 190
Web Site: State Route 190

photo: ©︎KURUMAG.