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Old Town Temecula | 西部開拓史時代の面影を残すテメキュラバレーの中心にある街
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Old Town Temecula | 西部開拓史時代の面影を残すテメキュラバレーの中心にある街

オールドタウン・テメキュラは、テメキュラバレーワインカントリーの中心にあります。この街は、1883年に南カリフォルニア鉄道の駅にできた小さな街です。鉄道が開通したことでテメキュラバレーへの訪問者が増え、ホテルや銀行、教会、劇場など様々な建物がつくられました。その後大規模な水害で鉄道は廃止されてしまいましたが、当時の建物が修復・保存されており西部開拓時代そのままの街並みを歩いて楽しむことができます。

オールドタウン・テメキュラに残された当時の建物は、現在もホテルやレストラン、ショップとして利用されています。例えば、1883年に鉄道開通と同時に開業したホテル・テメキュラ(The Hotel Temecula)は、建物は1891年の火災による焼失で再建されたものですが、現在もホテルとして営業しており、館内ではその歴史をたどる博物館のような品々が展示されています。1914年に作られたファースト・ナショナルバンクの建物は、ザ・バンク(The Bank)という名前のメキシカンレストランになっていたり、1890年に建てられた商業ビルがテメキュラ・コミュニティ・シアター( Old Town Temecula Community Theater)の入り口に使われていたりと街を散策するだけで当時の雰囲気を気軽に体験することができます。また、街の入り口にあるテメキュラ・バレー・ミュージアム(Temecula Valley Museum)を訪れれば、より深く歴史を学ぶこともできます。

そして、この街の楽しみは歴史だけではありません。テメキュラバレーの玄関口でもあるこの街では美味しい食事を楽しむこともできます。地元産食材を使った料理をいつでも気軽に楽しむことができるE.A.T.マーケットプレイス(E.A.T. Marketplace)、新鮮なトッピングを斬新な組み合わせで楽しめるピザを提供するザ・ゴート・アンド・ヴァイン(The Goat and Vine)、街で最も荒っぽい酒場として知られたバーのあった建物でオリジナルのカクテルやクラフトビールも提供する1909の「1909バーガー」もおすすめです。また、テメキュラで栽培したオリーブオイルを販売するオリーブ・オイル・カンパニー(Temecula Olive Oil Company)の本店もあるので、お気に入りのテイストのオリーブオイルをテメキュラのお土産として購入するのもよいでしょう。 ここでは、一年を通して朝に開催されるファーマーズ・マーケットをはじめ、様々なイベントやフェスティバルが週末に開催されているため、週末は多くの人で賑わいます。

オールド・タウン・テメキュラはサンディエゴ(San Diego)から1時間程度でアクセスすることができます。ダウンタウンの中心にある18世紀後半の建築様式を用いたミッション・リバイバル・スタイルのテメキュラ(Temecula)の市庁舎にビジター・センターが併設されています。無料の駐車場もあるので、まずはここを目指すことをおすすめします。ビジター・センターでは、ワイナリーの情報やイベントなどの最新情報を手に入れることができます。なお、オールドタウンには宿泊施設が少ないため、終日の滞在を計画する場合は、クルマで数分行ったところにある周辺エリアの宿泊施設を利用することも含めて計画することをおすすめします。

Old Town Temecula
Address: 41000 Main St, Temecula, CA
Web Site: Old Town Temecula

photo: ©︎Brand USA, ©︎KURUMAG.