パーム・スプリングス・ビジターセンター(Palm Springs Visitor Center)はミッドセンチュリー・モダニズム建築を代表する建物ののなかにあります。この建物は1965年に20世紀の名建築家として知られるアルバート・フライの設計により建てられたトラムウェイ・ガソリンスタンドがそのルーツ。1990年代後半に取り壊しが予定されていましたが、2003年にビジターセンターとしてオープンし、現在では毎年20万人以上の観光客が訪れるパーム・スプリングス(Palm Springs)のランドマークのひとつになっています。

ビジターセンターでは、パーム・スプリングス滞在に関する最新の情報を提供しています。もしミッドセンチュリーモダニズムの建築に関心があれば、「マップ・オブ・モダン・パーム・スプリングス」をぜひ手に入れましょう。ジョン・ロートナーやリチャード・ノイトラといった著名な建築家が手がけた建造物など、見逃せないスポットが掲載されているマップです。また市内観光地のリーフレットのほか、パーム・スプリングスのロゴの入ったアイテムやミッドセンチュリーモダニズム建築になぞらえたこの地ならではのアイテムなどギフトも充実しています。

パーム・スプリングス・ビジターセンターは、SR-111(State Route 111)号沿いにあり、ロサンゼルス(Los Angeles)方面からパーム・スプリングスを訪れる際には最初に目にする建物です。パーム・スプリングスのダウンタウンからは北に向かってクルマで5〜6分の場所にあります。営業時間は毎日9時から17時までとなっています。パーム・スプリングスが誇るミッドセンチュリーモダニズム建築を巡るドライブの起点として、まず立ち寄ってほしいスポットです。

Palm Springs Visitor Center
Address: 2901 N Palm Canyon Dr, Palm Springs, CA
Web Site: Palm Springs Visitor Center

photo: ©︎VisitCalifornia