ラ・ホヤ（La Jolla）は、サンディエゴ（San Diego）の”宝石”というニックネームを持つ、三方を海に囲まれた南カリフォルニアの人気のリゾート地です。高級住宅街やカリフォルニア大学サンディエゴ校に代表される学術都市としても知られているエリアです。
ラ・ホヤには、ラ・ホヤ・ショアーズ、ザ・コーブ、ウィンダンシーといった美しい砂浜の広がるビーチがあります。このエリアの海は平均水温21〜25度、夏から秋にかけては波も比較的穏やかなため、海水浴、シュノーケリング、スキューバダイビング、カヤック、サーフィンを存分に楽しむことができます。さらにトーリー・パインズ州立自然保護区(Torrey Pines State Reserve)まで足を運べば、崖の上からラ・ホヤの美しい海岸線の眺めを楽しめます。
また、太平洋に生息するさまざまな生物たちと出あえる場所もあります。ひとつは、世界的に有名なスクリップス海洋学研究所と提携するバーチ水族館(Birch Aquarium)。この水族館では、大型のクジラからヒョウザメ、タツノオトシゴの一種であるシードラゴンまで、60種類以上、5000匹を超える太平洋に生息する生き物たちを見ることができます。そして、チルドレンズ・プール・ビーチ（Children’s Pool Beach） では、防潮堤に沿ってこの地で保護されているアザラシなどの野生動物を間近で見ることができます。
ラ・ホヤの魅力は海だけではありません。ラ・ホヤ・プレイハウス（La Jolla Playhouse）ではブロード・ウェイのような一流のショーを観ることができますし、レトロな雰囲気が漂うビレッジ・オブ・ラホヤ(Village of La Jolla)を散策すれば、屋外壁画のコレクション「ミューラルズ・オブ・ラ・ホーヤ（Murals of La Jolla）」を楽しむこともできます。また、高級住宅街のあるこの地には、洗練されたブティックやレストランも多数あります。サンセットタイムには素晴らしい夕景を望むテーブルで地元の食材を使った料理に舌鼓をうつこともできます。
ラ・ホヤはサンディエゴのダウンタウンから約20km、20分程度のドライブで到着します。路上パーキングが無料で利用できますが、2時間の時間制限があるため、長時間の滞在を予定するのであればビーチ近くの有料駐車場を利用しましょう。ただし、サマーシーズンはとても混雑するため、有料無料どちらも満車となることもあるので、午前中の早い時間に到着することをオススメします。ラ・ホヤは、朝日や夕日が海に映し出す素晴らしい風景も人気なので、あえてその時間を目指してこの地を訪れてみるのもよいでしょう。
La Jolla
Address: La Jolla Shores, La Jolla CA
Web Site: La Jolla
photo: ©︎Brand USA
