サンディエゴ国際空港（SAN）カリフォルニア州で3番目に利用者数の多い空港です。単一滑走路の商業空港としては世界で最も利用者数の多い空港のひとつでもあります。
この空港は1928年に「リンドバーグ・フィールド」として開港されました。その名称は1927年に大西洋横断に成功したチャールズ・リンドバーグの飛行機がサンディエゴで製造されたことに由来しています。その後、2003年にサンディエゴ国際空港 (SAN) に改名し、現在では年間2500万人以上が利用する国際空港となっています。また、サンディエゴ（San Diego）のダウンタウンへアクセスがよいとあって、ビジネスにも観光にも人気の空港です。
サンディエゴ国際空港には、国内線は17社の航空会社が運航しており、約69の国内都市へ直行便が出ています。また、国際線は13都市以上に向け運航され、カナダ、メキシコ、ヨーロッパ、アジアの主要都市への直行便が利用可能。日本からはJALおよびアメリカン航空が成田ーサンディエゴ間の直行便を運行しています。
空港内部は環境に配慮した設備が充実しており、2013年には世界初のLEED（建築や都市の環境性能に関する国際的な評価システム）プラチナ認定商業空港ターミナルに指定されています。また、さまざまな現代アートの展示でも知られ、コンサートやパフォーマンスイベントなども積極的に開催されています。さらに、乗客のストレスを軽減することを目的にセラピー犬を導入した「Ready, Pet, Go プログラム」など、旅行者へ快適さを提供するサービスへの取り組みも進んでいます。
サンディエゴ国際空港は、サンディエゴ（San Diego）のダウンタウンからクルマで約10分程度でアクセスできます。賑やかな市内はもちろん、サンディエゴ周辺には素晴らしいビーチやアンザ・ボレゴ・デザート州立公園（Anza-Borrego Desert State Park）など豊な自然の魅力あるスポットが多数あります。また、砂漠のオアシスといわれるパームスプリングス（Palm Springs）までは2時間ほどで、近年素晴らしいワインで注目されるテメキュラ・バレー（Temecula）には１時間ほどのドライブでアクセスすることができます。サンディエゴ国際空港から南カリフォルニアのロードトリップを始める計画を立てるのもよいでしょう。
San Diego International Airport
Address: N Harbor Dr, San Diego, CA
Web Site: San Diego International Airport
photo: ©︎ San Diego Tourism Authority