ロサンゼルス(Los Angeles)のハリウッド近郊、ユニバーサル・シティにあるユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(Universal Studios Hollywood)は、映画制作スタジオを母体としたテーマパークです。映画の舞台裏を体験できるスタジオツアーを中心に、人気映画やキャラクターの世界観を再現したアトラクションが集まり、ロサンゼルス観光では多くの観光客が訪れる人気スポットのひとつとなっています。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの歴史は1915年にさかのぼります。映画会社ユニバーサル・ピクチャーズ(Universal Pictures)がこの場所に設立した撮影スタジオを見学できるツアーが行われたことが始まりです。1920年代にトーキー映画の撮影とともに中断されますが、1964年に一般客向けのスタジオ見学ツアーがスタートしました。これが現在のテーマパークの原型となり、映画制作の舞台裏を見学できる場所として人気を集めてきました。現在も隣接するスタジオでは映画やテレビ番組の撮影が行われており、テーマパークでありながら本物の映画スタジオの雰囲気を感じられるのが特徴です。
このテーマパークの象徴的なアトラクションが、映画セットを巡るStudio Tourです。専用のトラムに乗って広大なスタジオ敷地を巡りながら、実際に撮影に使用された街並みやセットを見ることができます。途中では人気映画の特殊効果の演出や、「Jaws」や「King Kong」など映画の名シーンを再現した体験も用意されており、ハリウッドの映画制作の世界を身近に感じることができます。

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの特徴のひとつが、丘の地形を利用した独特のパーク構造です。Upper LotとLower Lotの2つのエリアは巨大なエスカレーターで結ばれており、その段数は400段以上ともいわれています。ハリウッドの丘陵地を活かしたこの立体的な構造も、他のユニバーサル・スタジオとは少し違う、このテーマパークならではの特徴です。
Upper Lotには「The Wizarding World of Harry Potter」があり、物語の街並みや人気アトラクション「Harry Potter and the Forbidden Journey」を楽しむことができます。また「Despicable Me Minion Mayhem」など、家族で楽しめるアトラクションも充実しています。



Lower Lotには「Jurassic World – The Ride」や「TRANSFORMERS: The Ride-3D」など迫力のアトラクションが集まり、映画のアクションシーンを体感できるエリアとなっています。さらに近年は、ゲームの世界をテーマにした「SUPER NINTENDO WORLD」が新たに加わり人気を集めています。



そして2026年に新たに加わるアトラクションとして注目されているのが「Fast & Furious: Hollywood Drift」です。このアトラクションは、映画「ワイルド・スピード」シリーズのスピード感あふれるカーアクションを体験できるコースターで、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでは初となる高速屋外ローラーコースターとなります。
ガレージをイメージした空間の建物は乗車前から映画の世界へと誘います。主人公ドミニク・トレットの愛車として知られる1970 Dodge Chargerなどをモチーフにした車両が360度回転しながらコースを走行し、映画の名シーンのドリフト走行の感覚を体験できます。コースの全長は約4,100フィート(約1.2km)に及び、テーマパークの上空を走るダイナミックなレイアウトとなっています。クルマ好き、ドライブ好き、そして”ワイスピ”ファンは要注目のアトラクションです。
映画スタジオから生まれたユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは、映画文化の中心地ならではの体験ができるテーマパークです。日本のユニバーサル・スタジオとはまた違った魅力を持つ、映画の世界を体験できる場所としてぜひ立ち寄っておきたいスポットです。アクセスはロサンゼルスのダウンタウンからクルマで20分ほど、大規模な駐車場も用意されているのでレンタカー旅の途中の立ち寄りスポットとして組み込むのもおすすめです。
Location / Address
photo:©Universal Studios Hollywood ©Diego Aguilar / Universal Studios Hollywood ©Hamilton Pytluk / Universal Studios Hollywood ©Rich Polk/Getty Images for Universal Studios Hollywood

